浮気した相手を信頼できなくなってしまった人への処方箋

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「一度浮気をした相手を許せなくなってしまった」という相談をいただくことがあります。そして、そういった相手にまた不審な点があると疑っていらっしゃることも多いものです。

そこでいろいろとお話を伺ってみると、「怪しいと思われる事実」より、ご本人の不安のほうがずっと大きく、むしろそのことで思い悩んでいる方のほうが多いのではないかと思います。

以前には特に怪しいと思わなかったことも、怪しく見えてしまうのです。

中には「もう諦めたほうがいいのかもしれない」と言う方もいますが、諦めていれば探偵に相談などしません。どこかで何とかしたいという気持ちが、不安な気持ちを抱かせたり、相談という行動を起こさせているのです。これからもなんとか一緒にやっていこうと努力を重ねなければならなくなってしまう。重ねても、こころのどこかでずっと残ってしまう。浮気という行為の罪深さを感じずにはいられません。

相手を疑ってしまい落ち着かない、夫・妻と前のような生活に戻ることができない。そんなふうに悩む方々に、私なりの考え方をお伝えしようと思います。少しでもお役に立てればと思います。 


「忘れなさい」という言葉は逆にあなたを傷つける
あなたを励ますために言うことばかもしれません。しかし「忘れなさい」「忘れたほうがいい」という言葉は、あなた自身を傷つけているかもしれません。忘れられるようなできごとではないのに、それにこだわる自分自身に問題があるような気持ちになってしまうのです。

浮気は信頼の裏切りですから、忘れられるわけがありません。そのような言葉を真正面から受け止めることのないようにしましょう。同じ経験をしたことがある人であれば、このようなことは言いません。しかし、声をかけてくれた人は決してあなたを傷つけるつもりもなく、むしろ励まそうとしようとしてくれています。その気持ちだけ受け止めましょう。

忘れることができないあなたにできることは、「分析」です。なぜこんなことが起こったのか?どんな条件が揃い、浮気に結びついてしまったのか。考えれば考えるだけ辛いという時期もありますから、決して無理はしないでください。他のことで気を紛らわせていればなんとかなる・・・というのであれば、辛い記憶を無理やり呼び起こす必要もありません。

しかし、いつも心にしこりのように残ってしまっているのであれば、向き合って考えるほうがずっと消化しやすくなります。そのときと今と、同じ環境でしょうか。同じ条件でしょうか。あなたや相手に変化はないでしょうか。それらの変化が「同じ過ちを犯さない」という決意からくるものである、ということも、十分考えてみてください。


つい携帯をチェックしてしまうのをやめる
携帯から浮気が判明した場合、その後も浮気調査をしてしまうと悩む方もいます。携帯を見るのをやめられない、と悩む方もいます。まず、これからやめるようにしましょう。・・・と言って辞められたら苦労しませんね。

携帯を見ることで不安な気持ちが治まるというのであれば、見た方がよいかもしれません。しかし、持ち主の許可なく見るのはやはり問題ですので、必ず見てもいいか確認するようにしましょう。そのためには十分な話し合いが必要です。人によっては「自分のことが信頼できないのか」と怒り出すことでしょう。

しかし、その通りなのです。信頼できないから見たくなってしまうのです。
ですが、それを言えば相手は謝るしか方法がありません。できれば、次のように話をし、携帯を自由に見る許可を得てください。


・これまでの話し合いを通じて信頼したいと頭では思っているが、心がついていかない。
・携帯を見たいと中毒のように思ってしまい、見れば心が落ち着く。
・自分の携帯も見てもらって構わないので、あなたの携帯を見る権利が欲しい。


関係を再構築しようと考えている相手であれば、わかってくれるはずです。もともとの原因を作ったのは相手なのですから。

最後の「自分の携帯もみていいから」というのは必要な交換条件です。もしそれができないのであれば、なぜできないのかを考えてみてください。別に浮気や悪いことをしていないのに携帯を見て欲しくないというのは、普通の感覚です。それを譲歩して見せてもらうわけですから、あなたも同じ感覚を味わって初めて自分がやっていることの意味がわかると思います。


客観的な立場で判断できる人に相談する
今もまた浮気しているのではないか?いつかまた浮気するのではないか?

考えてしまうことはしかたのないことですが、相手の変わり方や行動を客観的に判断してもらい、「可能性はかなり低い」と言われればずいぶん安心するはずです。このようなことにも探偵を利用していただきたいと思います。ただし、「では調査してみましょうか」と調査の契約を急がせたり何度も調査したほうがよいというような探偵はやめてくださいね

最近では、関係の再構築について相談できるカウンセリング窓口がある探偵事務所も増えてきました。
【離婚はしたくない人へ、探偵社の「カウンセリング」とは】もご一読ください。

相談相手は友達や親でもいいのですが、やはりあなたの目線に近い考え方になっています。それを聞いて「その通りだ」とあなたが心から賛同できればいいのですが、あなたも心のどこかで「この人は私の味方だからそういうふうに言ってくれるんだ」と思ってしまうのです。

納得できずにまた別の友人に相談したり、繰り返し同じことを聞いてしまったりしてはいませんか?「都合のいいことだけを信じる」ことができればよいのですが、浮気された経験を通じてそれもできなくなっているのではないかと思います。


次の浮気こそあなたの決断が必要なとき
「また浮気されたらどうしよう」と考えるのは、もし次の浮気があった時、あなた自身がどうするべきかを決めることができていないということだと思います。しかし、本当に再び浮気が繰り返されたときのことは考えておかなくてはなりません。

次の浮気があったらどうしますか?

その時こそ、あなたの決断力が必要です。1回だからこそ再構築することができると考えられたのかもしれません。2回目ということになれば、再構築を考えるのはずっと難しくなります。離婚に反対していた人も別の考え方に変わるかもしれません。

再び浮気がある前提で生活するのは悲しいことだと思われるかもしれませんが、その時あなたがどうするかを決めることでひとつの「仮のゴール」ができあがります。2度目浮気がなければ到達しないゴールです。永遠に到着することはない可能性もあるわけです。ですからあくまで仮のものですが、それでも考えてみてください。再び信頼し合う夫婦になれれば、「別のゴール=目標達成」です。もう仮のゴールは必要ありません。

あなた自身が仮のゴールを設定することで、「どうしよう」というふわふわとした気持ちが落ち着くのではないでしょうか。「そうなってみなければわからない」のでは、2回目の浮気を恐れるだけで相手を信頼することもできず、相手の決定に依存した関係になってしまうのではないか・・・と、私は考えています。

一度浮気をした相手を信頼し、関係を再構築するには、相手の協力・努力が不可欠です。一人ではなかなか解決できない問題であるということを、おふたりでよく話し合っていただきたいと思います。








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