浮気癖のある夫・3つのパターンとその対処法

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かなり面倒なことになっても、大変なことになっても、傷つくことになっても浮気がやめられない夫。「浮気癖」とはやっかいなもので、知識でわかっていても理性で押さえつけられず、奥様はもちろん、お子様やその他の関わる人々までもを苦しめてしまいます。

浮気癖を直すのは非常に難しいことですが、探偵としての経験を通じて考えられる「浮気する夫の3つのパターン」と、それぞれの対処法をご紹介したいと思います。


失っているようで何も失っていない夫

浮気がばれるたびに反省し、もうしないと言うのにまた繰り返し・・・。そんな夫は「失っているようで何も失っていない夫」です。反省しているように見せているだけで反省していないのです。なぜならば、彼にとっては、「浮気によって本当に失ったもの」が何もないからです。

夫にとって浮気相手は「まったく本気の部分がない本当の浮気相手」だったのでしょう。ですから、別れることになってもまた会うことがなくても、何ら辛いことはありません。もしかすると相手は職場の女性だったのかもしれませんが、職場ではばれていないのかもしれません。ばれていても、「悪かったのは女性のほう。女性が誘惑したから。」というストーリーが成り立っているのかもしれません。であれば、会社での立場もそのままです。

そして何より、これまで離婚に至っていません。そもそも、数回にわたる浮気がばれたのも、浮気がばれることに対しての油断が多いからです。ばれても大したことにはならないだろうという思いがあります。慰謝料を請求されるでもなく、自分の居場所は依然として残されたままです。回数を重ねるたびに奥様は家族に対する罪悪感は減っていきますし、自分はこれでいいのだと開き直っている部分もあるかもしれません。あるいは、かっこいいと思っているのかもしれません。

その場は泣いて謝っても、その時は本気であっても、反省が続きません。どこかで「謝りさえすればよい」という安易な気持ちがあるのです。このタイプの夫にとって、浮気は「自分に致命的なダメージを与えるものではない」のです。

「失っているようで何も失っていない夫」に対する対処法は、「離婚という現実を一度しっかりと見てもらう」ということです。妻がヒステリックに怒るだけではなんら痛みを感じないタイプですので、逆に冷静に、淡々と物事を進める必要があります。感情論では夫のほうがずっと上手だと考えてください。

・ 離婚届を用意する(いつでも出せる状態にしておく)。
・ 親族会議を開く。
・ 慰謝料・養育費の見積もりを用意する。
・ 弁護士や行政書士と直接話す機会を持つ。

    以上のようなことも有効です。過ちをできるだけおおごとにし、次に浮気をしたらもう戻ることができないのだというところまで追いつめる必要があるでしょう。妻としても、世間体を気にしているとなかなか対処が難しくなってしまいますので、ここは第一の目的を「夫の浮気予防」と考え、周囲に多くの協力者を得ることのほうを優先しましょう。



    浮気により得るものがある夫

    結婚に向いていなかったと言ってしまえばその通りですが、浮気をスポーツのように考え、浮気することで生気を得ているのが「浮気により得るものがある夫」です。頭の回転が速く、なかなか妻にもばれないように浮気を進めている人が多いでしょう。要領がよいので、浮気相手は1人だけでなく、何人とも同時進行している場合があります。精力的で魅力があり、女性のほうから寄って来ることも珍しくありません。

    浮気に集中するわけではないので、家族サービスもそれなりにこなし、仕事面ではむしろ評価されている場合が多いかもしれません。浮気相手である女性たちもこの夫に振り回されているので、夫が手に入らないうっぷんを晴らすために、妻に対して攻撃的な行為に出ることがあります(自宅に電話をする、わざと浮気の証拠を残すようなことをするなど)。

    このような夫の場合、「常に一歩下がって歩く妻」になってはいけません。夫の仕事や職場での立場をしっかり理解し、「パートナー」としてやっていける強さを持ちましょう。浮気相手の攻撃についてもパニックにならず、冷静に相談し、ご自身の意見をはっきり伝えてください。(探偵や行政書士に相談した結果を「自分の意見」としてもかまいません。十分に利用してください。)

    集中力を妻に使ってもらうことが重要なのです。夫が出る公の場について行ったり、自分から積極的に趣味の場に誘い出すなどしてみてもよいでしょう。心の中では家族と妻を大切に思っている人が多いので(つまり、浮気は浮気と切り離して考えてしまう能力があるのです)、魅力のある夫に選ばれた女性というプライドを持って接してください。このひとにとって自分は重要でないのかも・・・と考えて距離を置くのは逆効果です。


    幼少時代から失われたままの夫


    幼児期から児童期、何かしらの原因によって十分な愛情を受けられなかったり、強い不安や恐怖などのトラウマがあり、一人の相手(妻)と向き合うことができない、あるいは一人の愛情では足りないという思いから浮気に走ってしまうのが「幼少時代から失われたままの夫」です。そのような愛情不足のストレスを軽減させようと性的な関係に走る「セックス依存症」(あるいは性依存症)という精神疾患があることも知られてきました。

    この場合、浮気ひとつひとつに対処しても解決には結びつきません。原因は本人も気づいていない部分にあることが多く、専門的な分析が必要になります。その人の人生を紐解く必要がありますので、浮気カウンセリング・夫婦カウンセリングなどを受けてみていただきたいと思います。

    「夫は浮気を繰り返してしまうことについて思い悩んでいるかもしれない」という方は、それを責めてはいけません。一番の理解者になる必要があります。第一に重要なのは「アドバイスすることではなくとにかく話を聞くこと」です。原因に直結する過去を割り出すのは専門家でも難しいことですので、まずは聞き手に徹するようにしてください。


    ※カウンセリングは「聞き出すこと」がメインとなるものです。具体的にどうすればよいかというところまで踏み込むのは「治療」であり、これはカウンセリングではなく「セラピー」という分野になります。ダンスセラピー、ミュージックセラピー、アロマセラピーなど、ある療法に基づくものです。日本ではまだあまり知られていませんが、インターネットで検索してみるといろいろなものがあります。

    依存症への対応については、専門家の判断が必要になります。個人での判断や対処は危険な場合がありますので、まずは身近な医師に相談し、対処法のひとつとしてカウンセリングやセラピーがないかということの確認を取ってください。


    ひとりひとりの対応を

    ご紹介したものはあくまでも私の経験を通じて分類・分析したパターンであり、「このいずれにも当てはまらない」という方もいらっしゃると思います。もちろん、もっと複雑な事情がある場合もあります。そのようなケースに対してぴったりと寄り添い、おひとりおひとりにベストな対応を探し出したいというのが探偵である私の願いです。中には探偵の業務としての範疇を飛び出る部分もありますが、新しい道を導き出すお手伝いだけでもできればと考え、このように文章にしています。

    誰もがまずはご自分で考えなければなりません。完全にパターンに当てはめたり、他の例がこうだったからうちもこうなのでは・・・と考えてしまわず、それらは「参考」とし、いろいろな要因について広く考えていただければと思います。






     

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