妊娠中に浮気されるのを防ぐ3つの方法

妊娠中に浮気をされた、どうしたらよいのか?という相談はインターネット上にあふれていますが、探偵である私のところにもそのような相談が来ます。
もちろん妊娠中の女性の方は浮気に対して腹を立て、
「妊娠中なのに、浮気するなんて」
ということをおっしゃいます。確かに、新しい家族が増えるというときにそのような問題は抱えたくはないですね。
ただ、やはり別の側面から考えると、「妊娠中なのに」浮気をするのではなく、「妊娠中だからこそ」浮気をしてしまうという方が多いのではないかと思います。妊娠そのものに原因があるのではなく、妊娠により変わってしまった夫婦関係が問題です。
いろいろな考え方がありますが、私なりの「浮気中に妊娠されるのを防ぐ方法」をご紹介したいと思います。
1.縛り付けずに「恩を着せる」
縛り付けずに恩を着せる。ものすごい表現になってしまいましたが(笑)、ご説明しますね。
妊娠中、あまり旦那の相手ができず、浮気されるのではないかという恐怖心から、旦那さんを縛り付けてしまうことがあるかと思います。かわいらしく「浮気していない?」と確認できればいいのですが、妊娠中はいろいろな制約があり、そんな気持ちになれないというのが正直なところではないでしょうか。飲み会があるといわれれば、私はそんなことできないのに・・・と、旦那さんに飲み会禁止令を出してしまいたくなりますね。
しかし、やはりこれは逆効果です。まだ「浮気していない?」と確認するほうがましです。なぜなら、その質問は旦那さまへの気持ちがあってこそのものだからです。飲み会禁止令はどうしても「自分が楽しめないのだから、あなたにも同じようにしてほしい」というところにあります。旦那さんが息苦しくなってしまうのは当然なのです。むしろ、「大丈夫だから行ってらっしゃい」くらいのことを言って恩を着せるようにしましょう。心配だからできれば一緒にいる時間を増やしてほしい、夜に自宅にいてほしいということは伝えつつ、旦那さんの希望もある程度かなえてあげるようにしてください。
2.維持できる範囲で妊娠前の生活を維持する
妊娠中はつわりや体調不良、マタニティブルーなどの精神的不安もあり、妊娠前と同じようなことはなかなかできないと思います。毎週週末にはふたりででかけていたのにそれがまったくできなくなるといったこともあるでしょう。女性は体の変化とともに、これらの変化も受け入れやすいものです。いい意味で諦めがつきます。別にもっと大切なことができたからかもしれません。
夫婦であり、家族である限り、「他にもっと大切なことができる」のは旦那さんもかわらないはずです。しかし、男性にとってそれを実感できるのはまだまだ先のことです。実際に赤ちゃんが生まれてからかもしれませんし、その赤ちゃんとの触れ合いが始まってからかもしれません。そのため、変わってしまった生活を女性よりももっとさみしく感じてしまう傾向があると思います。以前のように過ごせる女性を求めてしまうのかもしれません。
大変なことですが、可能な限りで「妊娠前にふたりでしていたこと」を続けてみましょう。頻度は落ちてもかまいませんし、時間が少なくなってもかまいません。生活が変わっただけであなたが変わったわけではないということを感じられる時間を作ってください。遠くにでかけることができなくとも近所を散歩してみたり、条件や状況が置き換わってもだいじょうぶです。
3.「よくわからない女性」にならない
妊娠すると体も重くなり、疲れやすくなります。感情的にも不安定です。無理がきかなくなる・いつもと同じことができなくなるだけでなく、「いつもは平気だったのに、まったくだめになってしまった」ということも増えます。不思議ですが、食べ物の趣向が変わったり、ファッションが変わったりもします。そんなわけで、旦那さんに対するお小言も増えてしまうかもしれません。
となると、旦那さんは「前はそんなことを言わなかったのに、妊娠したら変わってしまった」というショックをうけることでしょう。それが直接浮気につながるわけではありませんが、いまいち理解できないことが多い相手と家の中で同じ空間にいづらくなるのは当然のことです。一番よく知っているはずの女性がそうではなくなってしまうわけですから。
「妻のことがよくわからない」と思われないよう、妊娠によって変わったかもしれないということは正直に伝えるようにしましょう。妊娠そのものに対する理解も必要です。そういった意味では、妊娠前よりももっとコミュニケーションを取ろうと努力する必要があるでしょう。
さいごに
妊娠中はご夫婦にとって新しい家族を迎える大切な時期です。ここに書いたことは「浮気されるのを防ぐ方法」ですが、そのまま「妊娠中を夫婦で楽しく乗り越える方法」でもあります。お互いにじっくり向き合うよい機会だと思って、ぜひがんばってみてください。