探偵業界って皆さんから見れば、ミステリアスな部分が多く、興味津々ではないでしょうか。中でも、浮気調査の流れがとのようになっているのか、気になっている方も多いはず。依頼した方しかわからないので、特別にココで私が現場に出た調査を例にお話したいと思います。


1.浮気調査は我慢比べ!?
まず調査対象者を尾行していくわけですが、1人で尾行はしません。最低でも2人、通常3人で尾行します。1人は運転役、もう1人は尾行中に撮影する役です。あと1人は一体、何をするのか。

3人体制で調査する場合は、調査対象者と浮気相手がラブホテルに行った場合、きちんと出入りを撮影するためです。調査対象者と浮気相手がラブホテルに2人で入るところを映像に収めます。その後、私と調査員は2人でラブホテルの別の部屋で待機します。もう1人必要だったのは、2人が出て来るのを車で待つからなんです。1人が車に残り、後部座席に隠れ、2人が出て来るまで待ちます。出て来たら、部屋で待機している私達にすぐ連絡をし、その後にまた尾行開始です。

この暑い時期になると、正念場です。車で待っている1人はもちろん車のエンジンはつけれないので、クーラーはつけれません。3時間~5時間くらいはその状態なので、探偵って楽しそうというのは、少し違いますね。でも、それだけ大変な思いをするからこそ、きちんとした証拠の映像が撮れ、裁判に通用する報告書が作れるんです。 


2.浮気調査はハプニングだらけ
調査に着手する前に、依頼者様に浮気調査の流れを説明させて頂くんですが、ほとんど計画通りにいきません。いきなり飛行機に乗られたり、田舎町で尾行すると怪しまれるために尾行が出来なかったり…

本当に予測不可能なことが多く起こるために、常に依頼者様と連絡を 連絡をとらせて頂きます。時と場合によっては、追加の経費がかかってしまうことがあるので、勝手に調査を進めていくことはありません。

悪徳探偵事務所はここで、依頼者様に何の許可もなく経費を追加していきます。調査終了後には、見積りで出した金額とはかけ離れている額になっていたという苦情が、残念ながら国民生活センターに多く寄せられています。


最後に
もし、調査当日に、依頼した探偵社から連絡がない場合、堂々と連絡してください。予定通りにいっているか、追加経費は発生していないか。もし、聞きにくくて事後報告を受けてしまったら、払う必要ありません。当たり前のことなので、強気に出てくださいね。